「2004年のお盆休み」

 昨日は、「我流模型の部屋」のmannbuuさんちに行き、ひとしきり模型談義。とはいえ、金曜日の夜、いきしなに(ひさびさの邂逅)J1N1-Saさん(だっけ、月光のコードって?)と一緒になり、二人で闖入すると、mannbuuさんご本人は仕事で不在。筆一さんと効果料理兵さんが朝から主無き宿にあがりこんで、餃子とカレーの料理ゲリラを既に実行中。青木樹海坊さんも先に来ていて、我ら二人の到着時点では第一試合終了後。mannbuuさんちは前に1回お邪魔したことがあったのですが、私は二度目。この手の催しは漫画さん宅でも都度開かれているようで、チョンガーの多いオービーズ面々でも、良識派(~o~)はいつも未参加のようですが。さらに、ご老公(~o~)は恒例お盆詣り(ただしご先祖様でなく、モデラー詣り)だし、幾人かは実家へ帰ってらっしゃる。しこうして?、まともな模型談義というよりは、拡散する話題が漂流って感じ。なんだか学生時代にタイムスリップしたみたいな塩梅で、コロンボの映画やFw190のビデオやシュール・レアリスムの原点「アンダルシアの犬」などを見ながら、だらだらと過ごしました。当方もずっと残業続きで模型濃度はそうとう低下中だし。北海道ででかい無人飛行船の実験中で3日前に帰京したばかりと言うJ1N1-Saさんと、おうちの遠い樹海坊さんは夜も更けて帰ることになりましたが、たまさかかみさんと子供が里帰りしてる私はするすると居残り(~o~)ひとんちで男ばっかりごろ寝、っていったい何年振り?
 翌土曜日昼間、帰りしなに、mannbuuさんから聞いた「お宝模型屋」を覗きました。2/3はレアもののフィギュアやトイですが、残りはプラモ。ガンダムマクロスやらが多くスケールは車と飛行機が半々。レベル1/32シリーズが1万数千円、バンダイ1/48AFVシリーズが8千円くらいと、だいたいレオナルド価格程度でしたが、いずれにしろコレクターでもなく、また古い物に郷愁+αの価値を感じない私なので、ただ眺めて過ごしました。でもでも、外は炎天下(多分38℃以上)だし、なんだか小学生時代の夏休みにタイムスリップしたみたいな錯覚に陥りましたっけ(~o~) 私が育った、東京都日野市多摩平にあった「タマ模型」のおやじさん、まだご存命かなあ?(お店はもう十年以上前になくなってますけど) レベル1/72シリーズ100円とか、マブチ水中モータ仕様のサブマリン707とか懐かしいやね。ただ残念ながら、緑商会の「スティングレイ 海底大戦争」の悪役メカ「メカニカル・フィッシュ」は見つかりませんでした。


 2004年8月15日 戦後49年目の敗戦記念日ですが、マスメディアは、アテネ・オリンピック(と高校野球も)でスポーツ一色ですね。まあ私も政治的思想的には空っぽの人間なんで、それがどうだ、等とは露とも思わないんですが。

 日頃スポーツは、見るのもやるのも縁の無いワタシですら、「がんばれニッポン」になってしまいますね(~o~) 柔道のヤワラちゃん、佐藤良くやったし、水泳の北島も金メダル。開会式はイベント関係者としてでなく、いち個人として見ても、とてもさわやかで、バルセロナなんかよりもすがしがしい印象。サマランチという腐臭が消えた以降の風のせいか?


 とはいえフジの日曜のニュース番組に石原慎太郎、桜井よしこが出演しており、この間のアジアカップサッカーを肴に「江沢民・反日教育」や北朝鮮のことを語っていると、民族主義者の攻撃的言質って、ざらざらとした蠱惑的な効果が有るもんだなあ、と変に実感。直情石原と論理桜井では少しずつずれるんだけど、それが補完しあって余計効果的なのかも。漫画家の小林某もそうだが、TVの二人ともおまいらが江択民と同じ事やって、アジテータと化してどうすんだよ、って感じ。
 いっぽうお昼のニュースでは、閣僚の靖国参拝の件。小泉首相はさすがにパスしたが、中川ジュニアなんかは参拝。これも旧来の左右発想でなく、もう少し賢く(ずるく)対応できないものか。戦没者を追悼するのは国民個人個人の自由ではあるが、政治家として参拝するのは何のため?こちらは賢くもずるくも、遺族会の票目当て?それならばこそ、一宗教法人であり思想的にも確固たる偏向姿勢の靖国神社でなく、ドイツみたいに、戦没者を祭る施設があれば(いや、今も有るらしいですが)済まないんでしょうか。それともうひとつ、国家閣僚とA級戦犯、戦争に駆り出された側と、駆り出した側との関係もどっかで定義して、それを強く中国に通知しとかないと、いつまでもあちらに脚をひっぱられるばっかりですね。


 結局、思想・言葉って原理主義、一神教と同じなんですね。それから歴史に正史がある、などという素朴な幻想から脱しないと。中国人はもしかしたら、党上層部から雲南省のおばあちゃんまで、それが常識じゃないか?いっぽう我が国では、日本書紀以前の土着民時代(すなわち、アイヌでありクマソ・沖縄人)は消し去らえているし、江戸で戦国時代は改変されてるはずだし、明治で江戸を、さらに戦後で戦前を改変してるはず。正当性って何よ。

 私、一神教を超えるのは文化芸術芸能だろうとと思います。
 韓流、大いに結構じゃないですか。「冬のソナタ」ヨン様効果でも、HEROやら中国の映画人気も素晴らしい。逆に草薙や安室、古くはノリピーなど日本人もどんどんアジアで受け入れられている。思想信条に捕らわれない若い世代が世の大半を占めようという時になってやっと可能になったとも言えますが、日本もどんどん文化を輸出すべきでしょう。ブッシュのような共和党は素朴なんで日本も与し易いでしょうが、日本はアメリカのように国内に守るべき石油産業も無いし、防衛産業も無いし(輸出したいとか言い始めましたが)、ダブルスタンダードを涼しい顔で他国へ押しつける民主党のクリントン(嫌なやつでしたが)のように、文化も産業として意図的に輸出してく時代になったんじゃないでしょうか。といってね、いまの国家官僚(経産省とか財務省あたり?)には、ライツ・ビジネスを国家産業の基礎にする、とかいった新しいパラダイムでのグランド・デザインなんか描けないだろうなあ。ええかげん土建国家発想とか会社社会主義発想から脱せないものでしょうか。
 逆に、例えばトヨタなんか国や既存金融産業をまったく信用してないので、全部自力でやろうとしてますが、これはこれで一企業が国家統制始めたら恐ろしいなあ、という妄想も生まれてきますね。じつはさる広告関係の団体とのおつきあいの話なんですが、団体幹部が電通さんとかじゃなく、トヨタの出向の方だったんで、「あれ、こんなところまで進出!」と驚いていたばかりだったもので。