「人体の不思議展」
日時:9/6-12/28(既に日本各地で開催済み。04年は北海道の予定)
場所:有楽町国際フォーラム
プラストミックという特殊な樹脂により人体標本については、養老孟司さんの著書や、氏にかつてインタビューしたかば◎さんの話で、国立博物館で数年以上前に展覧会が開催されていたことなどから、前々からぜひ見たいと思っていたものです。こどもに見せるか少し考えてちょっと時期尚早かと判断、かみさんははなからこういうグロテスクなものへの忌避反応大なので、国際フォーラムに仕事で出掛けた帰りやら、行くタイミングを狙っていたのですが、やっと10/3の仕事帰りに見てきました。本物の人体、解剖標本がかなりたくさん展示してあるのですが、個人的にも世の中的にも養老ブームのせいか、変な誤解や先入観などなく、開催されていたようです。有り体に言えば「死体」の展覧会、それも生前は個人として、姓も名もあった人の死体を並べてあるんですからね。会場には事前に聞いた話通り、若い女性、OL三人組とかカップルの姿が多かったですね。
感想といってもとりとめないですが、今までどうも骨、神経、臓器、血管がどのように収納されているのかいまひとつピンと来ていなかった、特に口腔、鼻腔、咽頭、眼窩の位置関係、舌のかたちなどが、ようやく少し分かりました。それから睾丸って左右があんなに離れているものが袋でまとまってるんだな、とか初めて知った。また村上春樹の小説でノモンハン事件に関連して、放牧の民であるモンゴル人の拷問って、羊の解体と同じ方法で人の皮を剥ぐとかいう話を連想したり、日本人の顔って、皮を剥いでしまうとかなり共通した感じなんだなあ、とか。脳も手に持って重さを体験できます。意外に重い。
それから逆に人体標本・死体を見て、解剖学という言葉を再度考えると、やはりこれは豚や牛の解体業者、遊牧民の屠殺術と共通する部分は有るなあとも思いましたね。皮を剥いで肉を切り、骨を断つ。このノウハウに精通しなければ解剖なんて出来ない。しかし、なんだか乾燥して清潔そうな養老さんと、ジェイソンとか肉屋さんのイメージがだぶらないのも(不謹慎では有りますが)不思議ですね。
真面目な話ですが、インフォームド・コンセントを成立させるためには患者も医学や人体の基礎知識がなければいけません。そのために、自然を失い都市化した現代人は(例えば、鶏を絞めて殺し、毛を毟って鍋に入れる、といのはもはや普通の出来事じゃないです)、こうして本物の人体の標本を見て勉強したほうが良いですね。突然死とか大怪我とかで、生身の肉体がさらけだすよりずっと安心して見られるはずです。なんだがすっごい逆説めいちゃうけど。(注:下記イラストは展示と何ら関係有りません)
「コミック・レヴォリューション」
日時:10/5(日)
場所:池袋サンシャイン
配置場所:文化会館4F総武の間A21b
サークル名:越谷航空機製作所
新刊:「Fw190DとTa152の本 VOL.6」予定(ただいまネタを整理中・・・)既刊VOL.1〜5も在庫有り。●この日は、ルフトヴァッフェ・ファンしか琴線に触れないであろう中野原子力さん私家本であるFw190ドーラ本のゲットを目標に、池袋で開催されていたコミックの催しに行く。まず池袋西山洋書でイーグル・エディションズの「グラーフ&グリスラフスキ」本をチェック。既に銀座西山で立ち見していたが、グラーフのJGr50時代の使用機脚カバーは、結局写真では無くカラー塗装図の解説に書いてあるらしかったが、その場で判読できず。3時を廻ってサンシャイン60、WIMに向かうが、アニメファンのたむろする迷宮をくぐり抜けると、コマには中野氏のメモがあるのみ。15分の差でお帰りになった後だった、残念(^_^;)
秋葉へ移動。経営難の噂もあるYSなど目もくれず、即座にホビーステーションへ。初めて見たExtra TECHのドイツ夜戦デカール#1 EXD7213 シュナウファー&ヴィトゲンシュタインと#2 EXD7215 ヘルゲト&ヤープスを買う。48も有るらしいが在庫切れ。なお、ヘルゲトの全身真っ黒&万国旗マークは、デカールでは初めてじゃない?世傑のメッサー110のカラープロファイルに痺れたので、これは買い。ただしE型の1/72はフジミもイタレリも辛いか。G型は1/72はやはりイタレリしかないが、キャノピーがE型のままという、近年では希なオマヌケ・キット。その日のためにファルコンのG型用塩ビキャノピーは入手済み。
その後、ラオックスビルの甘太郎に。なお、北海道というチェーンの居酒屋も甘太郎が買収したらしく、素材の品質低下を痛感しているのはまた別の話。<2003プラモデルラジコンショー>
新製品は見られません!
日時:10月11日(土)12日(日)
場所:東京ビッグサイト 東3ホール(やっと、あの遠くて不便な幕張メッセからビッグサイトへ移行!)
http://business1.plala.or.jp/plamodel/index.html本当は土曜日に行きたかったが、自分の美容院、こどものピアノの先生とのアポ、こどもの矯正歯科のアポなど家の用事が目白押し。結局日曜に、愚息をだしに行くことにするが、敵も然る者、引っ掻く者、さすがに小三にもなると、親父の趣味のお付き合いだけではぶーたれるようになり、仕方なく、只券をもらっていたジュラシック・パーク・インスティテュート・ツアー行きもプログラムに加えることになり、この日はかなりの強行軍。
スケール飛行機新作無し。ハセガワで戸部さんにごあいさつ。ジェットビートルを見る。48メッサー109カール・ミューラーデカール替えとか、32Bf109Kなど。飛行機よりかえってモデモのレイアウトのほうが面白い。これもオッサンの影響だね(^o^)
レベルを作るのに必要な1/72フォッケのキャノピーをジャンクで捜すも無し。JMCにて再度チャレンジしよう。タミヤ、飛行機関係の知り合いは業者日のみで帰ったとのこと。モリナガヨウさんのイラストで「苦虫を噛みつぶしたよう」に描かれるおぢさんと、MGの吉祥寺怪人氏が話し込んでいた。MGやAFV関係の方は全く存じないのでパス。アートボックス、モデラーズアイのドーラ本並ぶ。よくぞ間に合った、と思うのは入稿スケジュールを聞いたからであって、一般的には「やっと出た」が正解。最近中規模以下の普通の本屋では(アマモは置いてあっても)入荷しないスケビを購入。モデルアート、井田社主がいて、「日本プラモデル興亡史」を売っている。これも文春ネスコ刊とはいえ、模型店と大型書店しか入荷しないだろうと踏んで購入。営業のSさんが、サイン入りを薦めてくれそっちにする。井田社主、私の親父と同じ年齢なり。元気です。エデュアルドは、カレル・パダール氏が土曜日のみの参加だったとのこと、残念。こんどこそ、だじゃれん坊さんにタメ張ってツーショットで写真を、と思っていたのです(^_^;) ファインモールド、鈴木社長とは長くなりそうなので閉館間際にごあいさつ、Hs129を製作中だそう。バウマンがブースを出しており旧知のBさん(もと横浜市営地下鉄の某模型店の店長さん)と出会う。うむむ、やはり業界は狭いのですね。この間、愚息は東京マルイのブースにてずっとモデルガン鑑賞。最近そっちの興味が大なり。デザートイーグルといえば、小三の男子はみな知っているそうな。
<2003東京デザイナーズ・ウィーク>
インダスリアル・デザインから発した、日本のIDのレベル向上と産学協同にプロのデザイナーが加わった新しいかたちを目指すNPO法人。今年はお台場・青海地区にてJRのコンテナ72台を用いたインスタレーションと、学生の椅子展、ライブを開催。
日時:10月11日(土)12日(日))http://www.tdwa.com/03/index.html
●ホビーショーから流れで、こっちも覗く。本当は仕事からみなのでウィークデーの昼間に行くべきものだったが、なかなか時間がとれずずれこむ。ビッグサイトからゆりかもめで二駅先のテレポートセンター駅が最寄りなのだが、都営のゆりかももめ、乗車料金が異常に高いので、約1.5キロ、愚息とてくてく歩く。セイタカアワダチソウが生えていていかにも埋め立て地、といった風情の一方、運河の廻りはきちんとした建築物に囲われ、お台場のアンバランスさがなかなか良い。
会場は予想した殺伐さは無く、アート系の若人(死語)が集い、なかなかの盛況。当社のクライアントのコンテナに顔尾を出し営業の若いの(といってもバブル入社なんでもはや35,6歳)に挨拶。行列が出来ており中には入れず。他のコンテナもすこしづつ見てまわるが、なにせ72台全部は無理なので、西側の1/3程度。下はネオン管による椅子とテーブル。ありがちな方法論だが素直にきれいだった。
実は企業やプロのデザイナーが手がけたコンテナ・エキジビジョンより、学生の椅子展のほうが面白かった。自分が学生の頃といえば、デザイン関係の学生による作品って、ID(インダストリアル・デザイン)は、試作品の完成度が低く、グラフィック系はイラストレーションはやりで、自意識過剰な薄っぺらなものばかりだったように思うが、今時の学生はすごい。建築学科の定番のテーマでる「椅子」でも、ほんとうに色々なアプローチを行い、しかもその完成度が高い。愚息、この展示がいたくお気に入りで次々座って遊ぶ。小学生のこどもが、先入観もなくアートを体験できたのは素晴らしいことだと思う。そのうち忘れてしまうかもしれないし、はたまた40,50歳になっても記憶に留まるような体験になるかは本人のみぞ知る、だが、親としてそういう場を提供してやったことだけは嬉しい。私は小学生の時見た、棟方志功さんの鬼神のような板画を彫る姿は未だに脳裏から離れない。
ジュラシック・パーク・インスティテュート・ツアー
これが条件で、愚息にお台場についてきてもらったものだからしょうがない。それに只券だしね。6時にゆりかもめに乗り、新橋から山の手線で原宿へ。不入りとのことだが、関係者への動員のせいあ、こんな最終時間にもかかわらず、カップル、ファミリーで行列。中身は、TDLのジャングルクルーズ方式、または大阪USJのターミネター式、つまり順番に個々のブロックで役者風のアルバイトが寸劇をしつつ、出し物を体験していくやつ。映画のインジェン社が再興し、再び恐竜を蘇らせるのだが、、、、。なかなかレベルは高かったと思うが、大人2800円で拘束50分というコストパフォーマンスの悪い見え方、場所がトレンドでない、フジテレビがキダムばかり番宣した、などの複合的理由でこけたものと想像される。なお、日本では数少ない(初、ではないようだが)イベントの債権化という試みでもあった。
上左右:映画で使ったヴェロキラプターの模型。下:これも映画で使ったCG用か何かのクレイモデル。
http://www.jurassicparktour.com/flash.html