バルジといいましても、欧州の地名じゃなく、でっぱりのほうのこと。さらに大作戦といいつつ、実は小さな小さなパーツの制作方法についての一章です。(2002年9月15日)
まず下図のようなごく小さな、水滴型バルジパーツを自作する必要がある場合どうすればよいのか、という素朴な疑問から始まりました。なんでも柄が大きければ自作も楽ですが、小さくなればなるほど、手ワザではいかんともしがたくなってきます。最近のCADデザイン、データを放電加工機に直結、などというタミヤの1/72飛行機などのパーツには到底自作で伍することが至難の業に思えたのですが、、、、。
そこはさすがにウェブサイト開設している強み、各方面からのご回答をいただきました。列記していきますと、
<削りだし法>
・幅2mm角のプラ棒を長さ3mmに切って 形を整えながら削る事です(戦車のリベット製作の要領)以外と簡単に出来ますヨン(by みやちゃn)
・適当なサイズのタイヤのパーツの断面を希望の形に削り、それをデザインナイフでスライスします。これだと、断面形は同じタイヤのパーツから削るので、割と相似のものを得やすい。(by がらんどう)<エポキシ樹脂使用法>
・ガラスの上にエポキシ接着剤を1mm幅x3mm長で楊枝の先などにつけて垂らし、乾燥したらデザインナイフ等で上から削ぎ取る様に削り(別にヤスリでも構わない)形を整えれば出来ます(翼端灯を作る要領 by みやちゃn)
・プラ板のベースにエポキシ接着剤を盛って作っております。
詳しく説明しますと、
1)欲しい大きさの水滴型のベースをプラ板から切り出し 片面に細いプラ棒を仮着けし持ち手にします。
2)もう片面に低粘度のエポキシ接着剤を適当に盛り固まるのを待ちます。表面張力で盛り上がりますので整形は不要です。盛る量で高さの調節は出来ますが、整形は表面張力まかせなので特殊な断面形は出来ません。
3)ベースからはがして使っても良いのですが、ベースをごく薄いプラペーパーで作っておけばそのままプラ用接着剤で接着できます。
4)がんばれば1mm以下のものも製作可能で、透明エポキシで作れば翼端灯なども出来ます。(by凧一 さん)
※この方法はすごいですね?相似形は運任せですが、同じ接着剤で同じ量を、同一断面のプラ板に載せれば、ほぼ量産可能なのではないでしょうか?整形不要というのも偉い!!!つまり、ぶきっちょでもプラモ作って良いんですから(^_^) 目から鱗です。)がらんどう、下図もがらんどうによる)
・バルジのテクニック大変参考になりました。昔アカデミーのスピットをつくったとき、主翼下面の省略されている水滴型バルジの再現に悩んだ経験ありです。
Eduardが出しているメッキ済み水滴型ベースを使えば、プラ板切りだし&塗装の手間もはぶけそうですね。(by とりさん)<透明エポキシに関して>
これまた多くの方から情報をいただきました。
・透明樹脂といえば、土筆レジン/ジャパンレジンクラフト(JRC)の「メリテル」。手頃な量と価格で昔よく使ったけどもう売ってないのかな(byテンペストさん)
・土筆レジンの透明エポキシで、ラムちゃんの髪とか型とって作ったな・・・裏から塗って、色が角度で変わるように工夫したけど、効果はいまいちでした。高校のとき・・・(宮前さん)
・土筆レジンのあったビル、ウチから車で5分掛からないところにあります。数年前まで廃墟になっていました。(せいもくさん)
・リキッドポリってCLEARFIXと同じものでしょうか?ニオイは水性アクリルみたいですけど。CLEARFIX、私は良く計器盤のガラス用に厚塗りしたりしてるので、黄変する様だとヤだな〜・・(byIKEさん)<UVクリスタル>や〜ぼさんの報告です
件の材料は「UVクリスタル」という樹脂です。車のフロントガラスの傷の補修や宝石の保護コーティングに使うものだそうです。キャッチコピーは「3-Dやアクセサリー用ツヤ出し液」となっています。模型のライトのグラス部分に使うと便利です。
太陽光で15〜20分ほどで硬化しますし、ブラックライトでも固まるようです。
みやまえさんが言っている歯の補修も同じものでしょうね、でもクリスタルではないのでしょうね。
興味ある方は“オリオンモデル”(仲田師匠のお店です)にきいてみれば。5gで300円だったと思います。