ルフトヴァッフェには、二人の「雄鳥=Hahn」という名のエクスペルテンがおります。有名なのは西部戦線のJG2を代表するHans "Assi"Hahnであり、108機撃墜の大エース、東部に移動後、戦中ソ連の捕虜となり、ハルトマン達より一足先に帰国、グラーフの変節を糾弾したことでも有名です。乗機Bf109F-2は機首の色が、黄色だ赤茶だオレンジだ、と未だ定説がありません。
もうひとりは、Hans "Von"Hahnと言い、東部戦線のJG3で飛行隊長を務め、34機撃墜を果たしましたが、傑出したエースという訳ではなく、もっぱら派手な乗機Bf109E-4やBf109Fにより、モデラーの人気が高い人です。
まぎらわしいのは、Hahnというのは雄鳥の意であり、また何故か鶏はフランスの象徴で、どちらも雄鳥をパーソナル・マークに使用(多分フランス駐在中と推測、ここらへん、佐貫亦男氏の著作参照されたし)。Von Hahnがさほど知られていなかった十数年ほど前は(いや今でも?)、良く研究家やイラストレーター諸氏が二人を取り違えていました。下記にこの二人の相違をビジュアルに解説しておきます。どちらもかなりの丸顔で小太りのおっさん、さらに自信たっぷりの表情ですが、Vonには髭が有るのが最大の違いです。ただしトイフェルさんからAssiも1939年当時は髭を生やしていたとのこと。その写真を持ち合わせていないので、私にはAssiの髭面は想像するしかありません。Vonの似顔絵はちょっとかわい過ぎたかな?実際はもっとあくの強いおやぢです(^_^)。Assiは今の言葉で言えば「油ギッシュ」ですね。
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