インクジェット・プリンタでデカール

試製ガラクタ亭milk32+さんによる研究結果報告です>

●アルプスの熱転写プリンタで可能になったPCによるデカール作成が、一般的なインクジェットプリンタでも可能性が見えてきました。

●今回はエプソンのPX−G900と言う機種でトライしてみました。
ソフトなどアルプスと同じ物を用いました。下記のリンクをご覧下さい。
http://homepage1.nifty.com/milk32plus/MODELING/S.A.BULLDOG_DECAL/index.html

●インクジェットでは、下地の白版、文字を鮮明にする黒版は作成しません。
というかアルプスのプリンタの様に刷り重ねが出来ないので残念ながら不可能です。

●しかしインクジェットでは黒文字は別版にしなくても鮮明に印字できますし、中間色でディザが出ないので、マークや文字の周りをベースの色で印刷すれば、白版印刷が出来ないデメリットを克服できるかと目論んでいます。下記テストは白地デカールに印刷しています。

●顔料インクプリンタで刷って見ました。アルプスと比べると赤色が若干薄いです。
解像度は同程度、グラデーションは完勝です。

↓インクジェット用デカールシートのメーカー
http://www.supercaldecals.com/
YSで売ってました。




●一日乾燥させて専用のオーバーコートスプレーをふきました。
特に滲んだり引っ張られたりはありません。
オーバーコートの透明度は高くツルツルです。
スケビや航空ファンの表紙より上質なグラビア印刷の感じ。
画像の中程左の「BREAK GLASS」は高さ0.5mmです。画像圧縮で霞んでいますが、実際はクリアです。右の写真は35mmフィルムの半分くらいの大きさ。

●印刷時の注意
・用紙に埃が付着しているとインクが表面張力で伝って失敗する。傷も同様。
・乾燥は1日は必要。ドライヤで乾かしたら凝集してひび割れ状になった。

●デカルソフタや塗料・溶剤の耐性はこれからです。



2004.01.17