2001年7月16日(月)に、日本入荷からかれこれ1ヶ月は経ったであろう、GAVIAの1/48 LYSANDERを渋谷の某模型屋さんでやっと購入しました。お値段は3040円なり(つまり他店の1割引)。前日、熊本トムキャッツのAGRESSORさんとニフ模の方々とご一緒させていあtだき、模擬空戦を赤坂で実施したのですが、その際、かば◎氏に「なんでドイツ機ファンなのにライサンダーにこだわるのか(大意)?」という質問を受け。「そりゃあ、アスペクト比が長い飛行機に欲情するからだ。中島の翼平面形とか、P-40も前縁が真っ直ぐで見た目、ロングスパンだから好きなのだ。究極はグライダーでんがな。」と答え、さらに口がすべって「航研機だっていいし、ね。」などと第二次大戦大戦戦闘機以外の機種に触れたのが間違いの元。すかさずかば◎氏に「じゃあ、ロシアにも航研機があるぞ、○△はどうだ、×#%はどうなんだ(機種名判別不能であった)!」と厳しく攻め込まれ、全く反論の余地無し。さらに横にいた、はるとまん氏からは「メッサーのT型、H型作ってないでしょう(ほんとにつくった、どんじさんなら大口叩いてもいいけど、言うだけ番長じゃないの?という言外の圧力有り)」。「いやだからさあ、ツェッペリン・シュターケンみたいに、ただロングスパンならいい訳じゃなくて、そいからメッサーは途中で継ぎ足しただけだしい、ええ....、」などと心の中だけでつぶやいてみたりしたが、要は完敗。こういう話は永年思っているだけではダメで、屁理屈でもいいから理論武装が必要なんだな、と痛感した次第。機会があればゆっくり己のフェチをドリルダウンしてアナライズしてみよう。なお、太った流線形フェチ、空冷エンジン&直後胴体絞りフェチ、本土防空マニアなど、日頃標榜している指向性についても、同様の作業を経た上でなければ、広言できないことは言うまでもない。
で、ここでは本題はGAVIAの1/48 LYSANDER。初見では、翼の羽布貼り表現がきついと思いこんでいて、買うのを躊躇していたのだが、これが単なる勘違いであった。蛇の目トーシローが、ああじゃこうじゃ、かば◎氏、MAYONAKA氏にお聞きしていたので、誠に申し訳無い次第。どうもビニール袋のモワレかなんかを、リブテープが網戸状になっているように勘違いしていたようである。ちゃんと見たら、斜め格子状のモールドなど一切無く、まあエデユアルドのエアラコブラ並とはいかないまでも、私程度のぬるぬるモデラーでも何とかいけそうな好キットであった。胴体の羽布表現もまあまあ。キャノピーパーツは透明度が高く(いささか厚いが、プロモデラーなんぞよりずっと良い)、説明書は丁寧、イラストはかっこいい、箱絵も落ち着いた風格があってグー。デカールもシルクで発色が良い。ダル・レッドもこんな感じならRAF以外には見えないでしょう。ただしシルクなので、インクの盛りがところどころ厚い。こういうキットをデデスケすら見ないで完全素組したら楽しいだろうなあ。高翼機、しかもキャノピーから生えてるような機体は、翼支柱のパーツを信じると、上半角が左右で偏ってしまう危険性はあるだろうが、張り線は無いのでその他は低翼単葉機とさほど変わらないと(勝手に)判断。さすれば、このキットの肝は主脚スパッツ前方のランディング・ライトをいかに「ピカッ」とさせるか、この1点こそが他人との差別化ポイントであろう、なーんて、作る前なら、なんでも言えるんですよね(笑)。ところで、もし、もしのもしもし、私がこのキットをいつか作ったら、1/48では初めての蛇の目機になるんである。なんで守備範囲外の蛇の目の中で、戦闘機ではなく偵察機のこいつに惹かれるか、これはアスペクト比の高さだけでは説明が付きませんねえ。側面形は変だしねえ。シュトルヒみたいな武勇伝も知らないし、不思議だなあ。