Mach 2のアラド232について

※注:決して「マッハ2友の会」会員募集記事ではありません(^O^)

2002.1.26

マッハ2というのはおフランスのプラモデル・メーカーです。自国中心に簡易インジェクションでマイナーな機首をキット化しています。それだけであれば、あたしのような「ストレート」で「ヤワ」なモデラーはこのメーカーと出会うことなど無かったでしょう。ここでいう「ストレート」とは独日英米WW2メインで小国空軍への指向性が薄い。「ヤワ」とは、タミヤ、ハセガワなど正統的インジェクションキットばっかりで、ガレキの類はものにできない、といった漠然とした意味で理解してください。

最近サンダーバースのみやちゃnから、またこのメーカーについての書き込みがありましたので、まあちょっと触れてみようかな、と思った次第。まずはちゃんと完成作品があって、発言権を有する(笑)、みやちゃnの書き込みを転載させていただきます。


「マッハ2は最凶・最高だ!」 マッハ2友の会・みやちゃn  

 マッハ2の凄さを知らない方へ
マッハ2友の会とは 約1年以上前に電脳上で盛りあがった「マッハ2を作り倒してやろう」という、傍から見れば、もしかしたら奴等はマゾ集団か!と誤解されかねない(半分マジ)、それでもあの会社のキットをマトモに(?)完成させる根性の集団で 入会規定、会則等全く無い 本人がマッハ2のキットを作る!と言う意志さえあればOKな(完成させると尊敬される かも・・・)、実態無き(オイオイ)団体なので、入会希望の方は「ワシはマッハ2友の会だ」と勝手に宣言されれば良いです。
 少なくともキットは持っていて欲しいがなんたって マッハ2の凄いのは、そのツボに嵌まるラインナップ(聞いた事も無い、どんな形?と言いたくなる様なフランスの機体等を多く出しています)そこが、まにあな心をくすぐるのである。(下記画像参照)


上左:トリトン、上右:シーダート


上左:ブレげー・アトランティック 上右:LEDUC 022


 そしてキットの標準として(それが当たり前なので、文句を言ってはイケナイ)
☆胴体・左右のパーツの長さ、形が異なる場合が多い(左右分割パーツは殆どかもしれない)
☆デルタ翼は2等辺三角形では無くて不等辺三角形で、先のほうが楕円になっているかもしれない
☆コクピットパーツを組むと、胴体パーツに収まらない(座席等がでかくて、もしかしたら1/72ではなくて1/60?と思うかもしれない<これは計器パネルも同じ。または1/100かもしれない場合もある)
☆翼の上反角が、左右で異なる場合が多い
☆タイヤ&ホイールは、楕円は普通で四角なものも多い<全て混在の場合も多い
☆バリとパーツの区別が付かない・・・・・・等々
 でも・・・・・・完成させちゃう根性の人って居るんだよなぁ(どこをどうしたら あのキットがこうなる?ってね <OWLSの池田会長はその筆頭でしょう・凄いとしか言い様が無い)

 さあ!みんな こんなに楽しませてくれるマッハ2を作ろうぜ!(ちなみに僕は同社のカラベル で ぢごくを見た<サイトに載ってるよ〜ん)
 マジに工作を楽しむと言う意味では相当楽しめる事は間違い無いですよ 最近MA誌で 河野さんのマッハ2作例記事がないのが寂しいなぁ〜(スケビなんかでも この手の挑戦作例記事が 時々載れば、また定期購読しようって気にもなるんだが・・・・) 


さて、私といえば、ヤワなモデラー<まあ、別の言い方をすれば、フツーとか、真っ当とか、お天道様の下を歩けるとか、パンピー(死語)なだけなんですけど>なので、本来ならばこのおフランスのメーカーと接点は無いはずでした。
 ところがぎっちょん、このメーカーのアイテムにアラドAr232という機種があったのが運の尽き。地〜味な輸送機なんですが、私好みのファクターが満載の飛行機なんです。

この飛行機がマッハ2(英米人はマック・ツーですね)から出ていることは昔から知っていたのですが、

マッハ2のキットはトホホな割にものすごく値段が高い!

ことでも有名なのです。ですから世にあまた存在するガレキの中でも、特にマッハ2が喧伝されるのでしょう。怪しいアイテムとトホホな出来、といえばここに限らずサードパーティー製ガレキの相場だったと思いますもんね。内容に全く不釣り合いな対価を捨てる(^。^)ことができる人は、それだけでも「勇者」の称号に相応しいのかもしれません。
 なおアラドは都内の模型店で大体
8千円代のお値段でした。これをものにできる腕も度胸も無い私は、いくどか模型屋さんの店頭で「買うた止めた音頭」<(C)横山宏センセー>を踊ったにもかかわらず、購入には踏み切れませんでした。ところが、1999年にウェブ上でマッハ2の話題が出た際に、旅客機モデラーとして有名ロックリバーのとくいさんがご自分で所有なさっていたこのキットを格安(確か2千円程度)で譲って下さるという有り難いお話があり、即、契約成立した訳であります。

しかし、とくいさんからは条件がありました。「いつか完成させてね(笑)」(下記)

そこで私は、20世紀の終わり頃、「21世紀中にはナントカ完成させますうう」とお約束させていただいた次第です。その時は、こんなにはやく21世紀になる実感は有りませんでしたが(笑)。上図はとくいさんからの激励のおことばですが、俗に「氷砂糖のような」と評されることのおおい同社のキャノピーパーツを、おしゃれにあしらって見たところ、「完成」の二文字がかなり遠くになってしまったようです(爆)ちなみにOWLS池田会長に静岡でこのキットの製作秘話をお聞きしたところ、バQではなく、キットのパーツを表からも裏からもひたすらやすってやすって、磨きだしたそうです。「人間、やれば何とかなるもんです。」とボソっとつぶやかれた会長の姿は私のような「ヤワ」なモデラーにとって、「真の勇者」と映ったことはいうまでもありません。


上:溶けたパーツ


上:パーツとランナーの区別が、、、。


上:セミ「ナイトメア」キット(手前レジン製車輪、奥資料のコピー)

でもとくいさん特製「ムカデ車輪用レジン複製パーツ」(別売、元々旅客機のもの)と国江隆夫氏提供の資料(池田会長が制作時に使われたのと多分同じもの)は、箱の中にセットされた、セミ・ドリームキット、いやさこの場合、セミ「ナイトメア」キットにはなっていたりはする。ちなみに頭の中だけでの妄想計画では、イタレリのJu88、Go244、Me323の輸送機トリオを仕上げて後、このキットにかかることになっています。ちなみに上記3機の状況は、と申しますと、ゴータのコクピット床下に錘を接着してあるだけで、ギガントは手つかず、ユンカースにいたっては購入すらしていませしていません(笑)


※この記事の掲載を許可しえてくださった、みやちゃnとくいさん池田会長にお礼申し上げます。とくいさんからは「21世紀中とは言わず、シズオカホビーショーのある間に完成してください」との厳しい(^。^)叱咤激励をいただいてしましました。