なんだか「廃墟写真集」もはやっている昨今です。個人的には、古雑誌や壊れた人形、使用済みゴムが散乱しているような「昨日までは生きていた」廃墟より、マチュピチュや王家の谷といった年季の入った端正な?廃墟の方が好きです。純正のトマソン物件がなかなか見つからないのでかわりに……。これは社宅を取り壊してマンションにでもするというありふれた工事現場なんですが、右側の表通りからは撤去解体中であることが全く見えないので、「廃墟の看板建築」などという、アンビバレンツなことを思ってしまったのでした。ちなみに「看板建築」というのは、正面から見ると立派な洋館なのに、それは板1枚分で、実際の建物は瓦葺きの日本家屋、というパターンです。古い商店街などの良くありましたね。
2002.8.8 「身近なトマソン-2」
※トマソンについては、こちらやあちらを。
看板建築について、こんなサイトも有り。詳しくは藤森照信先生の本を参照のこと。
所謂、看板建築の概念図 看板廃墟または廃墟看板の概念。看板がクラインの壺状に位相が逆転している。こんなん書くと興ざめですが(^_^)