高月森さん

http://homepage2.nifty.com/greenwolf/
参加です  投稿者:高月森  投稿日:2008年12月25日(木)00時23分59秒   返信・引用
  がらんどうさん、今年もお世話になります。
多分実家では何もすることがないので、ストレート組で
あればこの二つのうち一つは完成するでしょう(笑)

タミヤのリニューアルしたカロやんとセモやんです。
実はタミヤ、イタレリ(現ズベズダ)あわせてカロやんは3台目、
セモやんは4台目になります。
本当は最近再販されたマチルダと思ったんですが、何故に
タミヤさんはマチルダをリニューアルしてくれへんの・・・(寂)

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カロやん1  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 3日(土)20時44分27秒   返信・引用
  皆様あけましておめでとうございます。高月森です。
今回は実家にネット接続できるノートPCを持ち帰ったものの、
カメラケーブルを忘れたのでこれから連続投稿をご容赦下さい。

さて、紅白歌合戦で観たかった二組、perfume(笑)と水谷豊が
終わり、偶然にも2並びのおめでたい?時間にカロやん製作開始。


カロやん2  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 3日(土)20時49分22秒   返信・引用
  ああ・・・小さな転輪がこんなにいっぱいある車体を
お題にするんじゃなかった・・・転輪は古いパーツなので
エッジが立ちすぎてますので、デザインナイフで一個一個
角を削りました。全部で32個。
ただしこの写真撮影時に転輪を一個どこかへ飛ばしてしまい、
撮影後に探索活動し、見つけたときには2009年でした(トホホ)


カロやん3  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 3日(土)20時52分35秒   返信・引用
  元旦夜の作業終了時です。
転輪の多さに意外なほど作業がすすみません。

嘘です。酔っぱらってあんまり作業してません。

説明図の工程8のうち2が終わったところ。


カロやん4  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 3日(土)20時58分54秒   返信・引用
  2日の作業終了時。8工程のうち4まで来ました。
プラパーツ製にリニューアルされた履帯の精度は
ぴったりで流石タミヤですね。
足回りが組み上がると気持ち的に楽なのですが、
本日3日は自宅へ戻り年賀状の書き足しなどを
しましたので作業はお休みです。

熊本は元旦に雪が舞いました(初雪だったそうです)が、


お答え下されば  投稿者:整一  投稿日:2009年 1月 4日(日)03時14分51秒   返信・引用
  高月森様

すみません、ご教授戴けましたら嬉しいのですが。

私は大昔のAFVモデラーだったのですが、最近のAFVモデリングを見ていますと、
キャタビラまで組んだ後、塗装されているようなのですが、問題は無いのでしょうか?元来、飛行機マニアだったので信じられない所もあります。
何か、良い技法でもあるのでしょうか?
根性の問題なのでしょうか?長年の疑問なので、ご回答下されば幸いですが?
宜しく、お願い申し上げます。

AFVの塗装  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 4日(日)10時07分24秒   返信・引用
  整一様

私も10年以上のブランク後に模型を再開した時、全て組み上げてから
塗装する方法には違和感を感じたものです。

キャタピラが昔ながらのベルト式や一枚ずつ繋いでいく可動式
タイプの場合は塗装後に取り付けることも多いようですが、
今回のようなプラパーツ式の場合は組み上げてから塗装します。
上手く作ればキャタピラとホイールだけを組み上げて、後から
車体に取り付けることも出来ますが・・・

現在のAFVはワイヤーロープや工具などの装備品一切も取り付けて
塗装することが主流ですね。キャタピラやホイールのゴム部は
エアブラシの細吹きや細筆で塗り分け、奥まったところは
塗れなくても諦める(笑)ようなところがあります。
暗い色で下塗りしておけば影の部分となりますし、AFVの場合は
かなり「汚し」を行いますので気にならなくなります。

文章だとなかなか伝え辛いのですが、なんとなくでも分かって
頂けると嬉しいです。私は今でも「全部組んじゃって大丈夫かな〜」
と思いつつやってます(笑)

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ご回答、感謝です  投稿者:整一  投稿日:2009年 1月 4日(日)12時48分25秒   返信・引用
  高月森様

早々のご回答、有難う御座いました。
内容は、私の想像通りでした。何だか安心しました。
やった事は有りませんが、可能なのですね。

でもコレなら有る意味、気楽モデリングが出来ますね、
塗装は反対に大変と思いますが。
AFVの在庫は蜜柑山に有りますので、今度やってみます。

有難う御座いました。

カロやん5  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 4日(日)23時50分27秒   返信・引用
  整一様
飛行機の場合、組み立ての途中で機体内部やエンジンの塗装が
入るので一気に作るのは難しいですね。
年越しモデリングで飛行機を作らない(作れない)のはこの
組み立て→塗装の循環があるからです。

がらんどうさん
ソフトスキンの場合、タイヤは塗装後につける方が楽ですね。
キャブ内は先に塗装を済ませるかなぁ・・・飛行機のコクピットと
同じ感覚ですね。オープントップの自走砲はどの段階で塗装
するか悩ましいところです。

さて、4日16:00くらいから2時間ほどで取りあえず組み立て完了。
ジェリカンとワイヤーロープは塗装後に取り付けようと思います。
ストレート組みするつもりでしたが、ライトのレンズだけは
透明なアフターパーツにする予定です。


カロやん6  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 4日(日)23時59分38秒   返信・引用
  皆さん続々と完成されてますね。
私は塗装完了までもう少し時間がかかります。
AFV塗装の手順を紹介する良い機会ですから
投稿を継続したいと思います。
ただし、私はアクリル絵の具の筆塗りでAFVを仕上げるので
一般的な塗装とは少し違うと思います。

金属部品もあるし、絵の具の食いつきが良いように
全面にサーフェイサを吹きました。


感謝です  投稿者:整一  投稿日:2009年 1月 5日(月)00時44分39秒   返信・引用
  高月森様、追加コメント有難う御座います。

AFVの塗装後回し技法、近々にトライしてみたいと思います。
私自身、理解したとは思うのですが、くどいのですが、それ良いの?
との疑惑もぬぐいキレません。まあ、やって観れば良い事なのですが。

カロやんは旧品は私も作りました。何か酷評されている戦車ですが、
模型にすると、味のある良い戦車ですね。
新旧差もレポートして戴けるとありがたいのですが。

でも、私の大好きな新砲塔チハ車の方が強そう。
すみません、M4相手では五十歩百歩ですね。(笑)

ぐどいのですが?  投稿者:整一  投稿日:2009年 1月12日(月)01時10分9秒   返信・引用
  Maj.AGGRESSOR様

くどくで申し分けないのですが、質問させて戴けませんでしょうか?

キャタピラを筆塗りする際、転輪との境目はうまく塗れるものなのでしょうか?
高月森様に回答を戴いているのですが、まだ聞く厚かましさで、すみません。
何か、AFVモデラーさんだけの秘技が有るのでは?と考えてしまいます。

筆塗り  投稿者:Maj.AGGRESSOR  投稿日:2009年 1月12日(月)01時40分57秒   返信・引用
  >整一さま

 私も、戦車模型作るのは、今回のIII突で5個目、シャーマンが6個目に過ぎませんから、AFVモデラーでは有りませんので適切なお答えに成らないかも知れません。

 モデルアート等の記事を読んでいますと、転輪などに塗る色が少々はみ出しても最後にパステルなり泥なりで誤魔化すので気にしなくて良いと書いてあります。

 私はと言いますと、ヒコーキ作る時の癖で、塗り分け部分は必ずカルコなり切り出しなりで軽く筋目を入れておくのが習慣に成っております。
 ちなみに、今回のシャーマンでは転輪ゴム部もキャタピラも、どちらもゴムなのでタイヤブラックで一緒くたに塗っております。前の突撃砲ではキャタピラを焦げ茶色に塗ってからタイヤブラックで転輪ゴム部を塗り、はみ出しは最後にキャタピラの焦げ茶色でタッチアップしております。

 なにせ、2004年に1台、2007年末に1台と2008年初頭に2台しか戦車模型を作ったことが無い素人ですので参考にならずともご容赦下さいませ。

http://homepage2.nifty.com/AGGRESSOR/


カロやん7  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 5日(月)23時02分0秒   返信・引用
  さてさて、AFVの塗装例です。ただし、私は
・模型用塗料でなくアクリル絵の具(アクリルガッシュ)を使っている
・エアブラシを使わず、筆塗りしている
という点であまり一般的な手法ではありません。

下地塗装は飛行機で言えば「外板の継ぎ目に暗色を吹く」と
同じような効果を狙ったものと考えていいと思います。

写真左上:下地塗装開始です。今回は「憲法色」という色を
使ってます。アクリルガッシュにはこのように和風な名前を
持つカラーがありますが、これらにはガサガサとした風合いを
出すための粗い粒子が入っているのでどのみちエアブラシには
向きません。

写真右上と左下:筆塗り途中。絵の具の濃度(薄さ)が分かると思います。
窪みに溜まり、凸部には色が乗らないくらいに薄めています。
サフを吹いていても水性絵の具を弾く部分が出てきますので、
何度か色を重ねます。

写真右下:下塗り完了。色むらがあっても気にしません。
本当はサフのグレー地が出ていても気にしていないので、
今回はちょっと丁寧に塗りすぎました。
最近はとにかく明るく仕上げたいので、茶系の下塗り以外も
試してみたいところです。


悲劇を乗り越えて!?  投稿者:がらんどう  投稿日:2009年 1月 6日(火)02時04分19秒   返信・引用
 

高月さん、お勉強になります。途中の状態ってなんかホラー映画のプロップみたいですね。

カロやん8  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月 7日(水)00時00分25秒   返信・引用
  >がらんどうさん
ホラー映画のプロップとは言い得て妙です。クラシックな足回りに茶色が
禍々しいですね。これでスチームがあればデビッド・リンチっぽい(笑)

今回は基本色の塗装その1です。
オーセンチックなカラーを追求されている方々には申し訳ないのですが、
今のところ私は「それっぽい色を、画を描くような感覚で塗る」
ことに楽しみを見出していまして、色調は全く自己流であることを
ご了承下さい。今回はタミヤの解説書を参考にアクリルガッシュの
イエローオーカーに少しローアンバーを混ぜています。

左上:パレットは豆腐のパック。下地同様、かなり水気があります。
右上:まずは車体下部で色の様子を見ます。車体の裏側はあれこれ
色を試すために使ってます。
左下:薄い絵の具が凸部の周りに集まり、自然とグラデーションが
出来ます。色によってこのグラデーションの感じが微妙に変化したり、
筆跡をわざと残してみたり、結構偶然に任せてます。
右下:とりあえず1回目の基本色塗装終了。明日以降、もっと
塗り重ねて色を濃くしていきます。これで塗り始めから1時間半くらい。


カロやん9  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月10日(土)00時49分6秒   返信・引用  編集済
  勤務先にカメラを置きっぱなしにしたりして写真の
間が空きましたが、一応毎日いじってました。

左上:この日は午後から時間が出来たので色塗り。
イエローオーカーが暗すぎる気がしたので、
アイボリーイエローで明るくしました。
右上:かなり明るく白っぽくなりました。
多分実車は黄土色みたいな色なんだと思いますが。
(7日の18:40です)

昨年は思い立ってヘッツァーを冬季迷彩にしたので、
今年は筆塗りでボカシっぽい迷彩を施してみました。
技法としては飛行機の田中克自氏の手法をなぞってますが、
画材や道具、スキルの違いであれほど緻密にはできません(笑)
まあ筆跡が残る感じも面白いと思ってますので・・・

下段の写真:迷彩、転輪、キャタピラを塗り分け完了。
9日から10日をまたぐ時間帯。

この後は絵の具を定着させるためとデカール貼りの下地作りの
ため、クレオスのツヤありクリア缶スプレーを吹きます。
これで色が沈んでしまうのですが、その加減は成り行き任せ。
マフラー、装備品はその後で塗装します。
今度の三連休では仕上がらないかも・・・


カロやん10  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月12日(月)19時31分56秒   返信・引用
  がらんどうさん、遅くなりました。

まだウェザリングなどは間に合ってませんが、一応完成と
いうことにします。実は11日から発熱しておりまして・・・

戦車の塗装では、転輪、キャタピラ、スコップなどの装備品、
排気管などは細い筆でとにかく塗り分けております。
どうしても塗れないところが出てくるので多少はパーツの
段階で塗ればいいとも思いますが、作ってる最中は塗装の
ことなんか考えずに組み立てちゃいますので(笑)

写真がよくないですが、本日18:30頃に完成。
アクリル絵の具は金属色が弱点なので機銃や
排気管などはプラ用塗料を使ってます。


カロやん11  投稿者:高月森  投稿日:2009年 1月12日(月)19時37分19秒   返信・引用
  もう一枚大きな写真を。
本当は自然光で撮りたかったんですけどねぇ。
もうちょっと手を加えて静岡HSに持って行ければと考えてます。

M13/40は、出来た当時は標準的な戦車だったと思います。
47mm砲はそれなりのパワーありそうですし。
どうも信頼性が低かったようですね。それを砂漠に
投入してしまったのがいけなかったんでしょう。