■1/48 川崎 Ki-100 五式戦I型乙(ハセガワ)

飛行59戦隊第3中隊022号機「兜」昭和20年10月福岡県芦屋飛行場

1998年JMCコンテスト落第作(^o^)

五式戦です。好きです。この飛行機。飛燕はそんなにタイプじゃないのに、空冷になった五式がいいんですよ。土井技師は処理にあたって輸入していたフォッケの排気管処理にヒントを得たといっていますので、確かに共通するところはあります、しかしそれより、飛燕の場合、馴れない液冷エンジンを包むカウリングのフォルムに今ひとつ冴えが見えなかったのが、勝手知ったる?空冷エンジンになったら、ラインが急にのびやかになった感じです。いやもちろん戦争中にそんな造形的なことなど関係ないんですけど。

このキットは発売と同時に作りました。クラブ入る前はプラモに関する記録をまったくとっていないのでもう良く分かりませんが、1995年でしょうか?ファストバックのほうが、急造兵器って感じで好きですし、緒方中尉のI型甲のP-51撃墜マーク付きもそそられますが、最初にこっちが出たので、59戦隊の「兜」マーク機にしました。五式戦は使われた部隊、機数が少ないですが、そこはそれ陸軍機、部隊マークも結構目をひくものがあり、写真のいっぱいある5戦隊の馬場機(あのマークはどうしてもルート=√...変換できていない場合は頭で想像してくださいね)を思い浮かべてしまいます)や、111戦隊の白帯装束など一応選択範囲は揃っています。244戦隊の小林少佐機も撃墜マークのアップ写真がありますが、全体が不明なのが惜しい。クリエイト301のデカールを持っていますが、あの塗装図の根拠となる写真が有るのかどうか、244戦隊のサイトを解説しておられる櫻井氏にお聞きしたところ、恐らく存在しないでしょうとのお返事でした。従ってあのデカールは想像図ということになります。

キットは昔のものですから、当然ストレート。いいキットだと思いますが、急いで発売したせいか、同時期に出た鍾馗に較べると金型の最終調整がやや甘い感じです。そういえば、あの頃はハセガワさん終戦50周年とかで、月に2点の1/48旧軍機キットを発売してたんですね。カウリングの機銃パネルとの摺り合わせ、胴体下面の後付ふくらみ部分のあわせに少々神経を使います。また肉が薄いので、フラップやフィレットにハンブロールのリキッドポリを使ったら、後になってひけてしましました。根性ないのでそのまんまです(笑)。色は写真の感じがかなり暗いので独断的に黒緑色にしました。ただ写真の焼き加減でそう見えるだけで、実際は普通の濃緑色なのかもしれません。緒方機のアップはかなり明るいです。アメリカに行ってから教材に使われたというカラー写真(旧版世傑等)の機体の褐色というのは、陸戦兵器のカーキ色みたいで、すっごく嫌です!でもああいう色の機体は実在したんでしょうね。退色表現はあまり塗装技術の無いころにしては、結構いい感じにあがったと自分では思っています。でも基礎工作がおそまつなんですよ。フィレットのひけもそうだし、小物もシャープじゃない。しかもエンジンが曲がって付いている!従ってペラを回転させると、スピナーがぶれてしまいます(笑)。何かつけ忘れて、後から一度エンジンを外したので、再接着の時に曲がったしまったようです。予定していたプロモデラーのBf110が間に合わなかったので(いつもこればっかりだな!)、1998年のJMCコンテストに旧作のこれを出しましたが、全く相手にされませんでした。やっぱり基礎が大事なんですね。

ハ112エンジンを積んだこの五式戦と百式司偵II型は、プロペラがおしゃもじ型をしていて日本機ばなれしています。個人的には、先っぽが細くて棒みたいな貧弱な普通の日本機のペラより、こっちのほうが力強くて好きです。佐貫先生は、このペラについてなんか言ってたかなあ?お人形は多分私がつくったのではなくAFV系の友人の作(タミヤの疾風のおにいさん)だと思います。

日の丸、白帯、ウォークウェイライン、見方識別帯はいつも通り吹いています。ハセガワのデカールは透けてしまって使えません。尾部の白帯の剥がれはちょっと固い感じですね。