信濃路の轍  小海線 DD16と旧・国鉄色の気動車
小淵沢〜甲斐小泉の築堤を駆け下りるDD16単機です。
1982年11月から翌年2月にかけて乗務員訓練がおこなわれ
DD16が毎週小淵沢までやってきました。
写っているのは1号機です。
上段のカットと同日に撮影したものです。
急行型と準急型の共演です
マヤ検を牽いて築堤を下るDD16 8号機です。
この折り返しの単機が“四季を往く 冬”のコーナーに掲載されており
また当サイトのバナーにもなっています。
臨時列車「パノラマ八ヶ岳」です。
臨時快速「葉っピーきよさと」です。
管理人は後日上り列車(新宿行)に乗る機会がありました。
小海を出てしばらくはよいのですが、上り勾配がきつくなると
DD16のエンジン全開で30km/hが精一杯でした。
この状態が野辺山まで続き、DD16が壊れてしまいそうで
気が気ではなかったことを覚えています。
小諸で出発を待つ、小海線貨物列車です。
撮影は1983年12月で、翌年の2月には貨物列車の廃止が発表されていました。
中込機関区には1号機、8号機、41号機の3両が配置されていましたが、
撮影日の頃には8号機を除いて運用を離脱していたようです。
1日3往復(小諸〜中込)の貨物を8号機がすべて担っていました。
画像はこの日最後の1往復出発前です。
3往復のうち、2本目の中込行貨物列車を撮影したものです。
残念なことに当日はこの時間帯だけ浅間山に雲がかかりました。
走り去る貨物列車の後追いショットです。
DD16に続く貨車が空車のチキだったため1エンドを見ることができました。
撮影地は北中込付近です。
野辺山〜信濃川上を行く、DD16牽引のマヤ検です。
のちにPP運転となったマヤ検ですが、
キヤ191の導入で過去のものとなってしまいました。
小淵沢〜甲斐小泉の築堤を行く単行気動車です。
八ヶ岳と空に浮かんだ白い雲がとても印象的でした。
やはり小淵沢〜甲斐小泉の築堤を行く普通列車です。
南アルプスの山々がとてもきれいでした。
手前の田圃には晩秋の雰囲気が漂っています。
野辺山を出発してまもなくの普通列車(小諸行)です。
これらの気動車は撮影の1週間後、110系に置き換わりました。
国鉄急行色気動車最後の秋です。
こちらはキハ58系 1500番台を使用した快速列車です。
パノラミックウィンドの所為でしょうか、
前面の雰囲気がキハ66・67系を彷彿させます。
早朝の北中込〜岩村田を行く普通列車です。
寒かったことと、浅間山がとてもきれいだったことを覚えています。
今ではこの付近は宅地化が進み、以前の面影はありません。
上段のカットと同じく、早朝の普通列車です。
寒風吹きすさぶ小さな鉄橋を渡る、普通列車です。
撮影は1983年の12月上旬。
この日の夕方には風花が舞うほど、晴れてはいたもののとても寒い一日でした。
早朝の八ヶ岳を背景に走る普通列車です。
5月の澄み切った空が印象的でした。
新型気動車への切り替え10日前に撮影した普通列車です。
この車両は今頃どうなっているのでしょう。
岩村田付近を行く普通列車です。
急行色が日に輝いてとてもきれいでした。
こちらも岩村田付近を行く普通列車です。
後年、長野新幹線の佐久平駅ができた関係で開発が進み
このカットの田園風景はもう残っていないかもしれません。
北中込付近を行く普通列車です。
背景の浅間山のシルエットがとても夏らしく感じられました。
信濃川上付近での1カットです。
黄色い紅葉がとてもきれいだったのを覚えています。
国鉄急行色気動車最後の秋のことでした。
野辺山〜信濃川上の有名撮影地を行く普通列車です。
晩秋の八ヶ岳を背景に、国鉄急行色は軽やかに走り去って行きました。
こちらは急行色+一般色です。
今この編成が小海線を走ったら、大騒ぎでしょうね。
1978(昭和53)年3月、キハ52の車内から
信濃川上で交換した貨物列車を撮影したものです。
木造の荷役ホームには荷物が積まれ、
鉄道貨物が生活の一部として活躍していたことがうかがえます。
DD16 8号機は59.2改正直前まで小海線で貨物列車を牽いていました

キハ52の延びきった網棚も懐かしいですね。
2010(平成22)年10月16日、中込−小淵沢で運転された「レトロ小海線」号です。
本来貨物用のDD16が旧型客車3両を牽くといった
現役時代にはありえない編成でしたが、
不思議としっくり受け入れることができました。
これは中込での発車前の様子です。
小海に停車中の「レトロ小海線」号です。
検をあがったばかりでしょうか、DD16はピカピカでした。
このあと列車は野辺山までの勾配をフルスロットルでのぼってゆきます。
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