信濃路の轍  大糸線 古豪ED62と湘南色急行型 ほか
冬の日の朝、南大町にさしかかる、ED62貨物列車です。
この日はシールドビーム2灯化された10号機でした。
駅構内に侵入する、ED62 17号機牽引の下り貨物列車(信濃大町行)です。
撮影は1983年3月、この頃大糸線には2往復(午前と午後の各1往復)の貨物列車が
設定されていましたが、午前中の1往復は臨時列車であり定期貨物として運転していたのは
午後の1往復でした。
それも夕方近い運転時刻のため、走行シーンの撮影がとても困難でした。
したがって(?)駅撮りです。
交換列車を待つ、ED62 17号機牽引の下り貨物列車です。
この頃の大糸線用の機関車にはED62の10号機、17号機の2両が配置されていましたが、
17号機は2灯化改造されておらず人気があったことを覚えています。
10号機の牽く午前中の臨時貨物列車(上り)です。
この頃には編成が短い日が目立つようになりました。
安曇沓掛付近を走る、宮原区の165・167系臨時急行「くろよん」です。
廃車されるまで原型ヘッドライトを保った貴重な存在でした。
同じく宮原区の165・167系臨時急行「くろよん」です。
撮影からまもなく大量に廃車となり、その後同区の165・167系「くろよん」が
運転されることはありませんでした。
サロを連結した165系現役時代の急行「アルプス」です。
ただただ懐かしいの一言です。
三鷹区169系9両編成による臨時急行「アルプス」です。
6両編成がほとんどだった臨時「アルプス」のなかでこの1本だけ9両編成で運転されたため
夕闇のなか撮影しました。
実際これが最後の9両編成による営業運転でした。
大糸線(南線)の除雪の任にあたる、DD16 303号機です。
南小谷での旧国鉄特急色の並びです。
もうキハ181系が入線することもないのでしょう。
南大町のホームから長ダマで撮った、183系シュプール白馬の回送列車です。
駅前の通り1本隔てた昭和電線の工場内には多くの無蓋車が留置されていました。
いうまでもなくこれらの貨車の牽引機はED62でした。(※1
189系のあずさです。
撮影当時はあずさと言えばこの車両だったので、フィルムが余ったから撮ったのですが、
今ならば沿線は大勢のファンが訪れるに違いありません。
臨時列車として大糸線に乗り入れた381系特急「しなの」です。
この光景も過去のものとなってしまいました。
青木湖の脇をかすめて上り勾配を駆け上がる臨時特急「しなの」です。
旧・あずさ色時代の189系です。
管理人はこの塗装の「ウイングあずさ」に八王子から長野まで乗車したことがあります。
ちなみに「ウイングあずさ」とは成田空港〜長野を総武線・中央線・篠ノ井線経由で結んでいた特急で、
表定速度の違いから総武線内で「成田エクスプレス」を同格退避する変り種列車でした。
115系湘南色です。
当時としてはありきたりの光景ですが、今となっては貴重な1シーンです。
糸魚川機関区で憩うDD16 12号機です。
検上がりらしく足回りがピカピカでした。
左側にはレンガ庫も見えます。
2005(平成17)年4月、乗り鉄の旅で乗車したキハ52 115です。
糸魚川に向けた下り勾配を75km/hで駆け下りるのですが
もっとゆっくり走るイメージがあり、
その車齢からも壊れていまうのではないかと心配になりました。
また驚いたことには冷房改造されていました。
早朝の白馬に到着した幕張C編成による「ムーンライト信州」です。
撮影は2005(平成17)年4月で、GWと言えどもとても寒い朝でした。
幕回しの最中で「かいじ」が表示された瞬間の1カットです。
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