受験体験記

 

 

2006年度ワインエキスパートに合格した「カマッチョママ」さんの受験体験記です。

 

念願のワインエキスパート試験に合格しました。

私は40代後半、パートで料理関係の仕事をしている一般的な主婦です。

 

受験に挑戦したきっかけは、実は2年半前にひどく落ち込む経験をした事からです。

でも、いつも何があっても、前向きに考えることにしているので、

【辛い経験があったからこそ、頑張れた!そして、こんな素敵な資格が取れた→感謝しよう♪】というストーリーを思い描きました。

自分にとって、できるだけ難易度の高い資格で、今の料理関係の仕事に役立って、それでいて、お洒落な感じがする資格・・・ということ事で、ワインエキスパートを目標に決定!

お酒には強いし、ワインには楽しい思い出がいっぱいなので、明るくなれそうな気がしました。

マイナスもプラスもエネルギーの大きさは同じ、考え方一つで、マイナスのエネルギーはプラスに昇華できると、信じていたので、自分の落ち込んだ心を、勉強というポジティブな事に集中させようと思って頑張りました。

 

実際、本当に難しい。予想以上に困難を極めました。時間の制約や、経済的なことを考慮して、スクールに通わず独学でやろう!と、志はどこまでも高かったのですが、能力がどこまでも低く・・・、さらにフランス語ドイツ語が読めない・・・英語すらまともに読めないのですから、考えが甘かった。

 

教本を買ってみて、気づいた最初の壁は、【音】でした。教本は全てにルビがふってあるのではなく、原語のままの部分が多い。独学の場合は、尋ねる人がいないので、読み方が解らない。読まないと、覚えられないという当たり前の壁。もちろんフランス語の辞書を買って、ひとつずつ辞書を引きながら読みました。でもワイン名や産地名までは載っていない。

 

勉強を進めるに従って、気持ちは焦っても、実際は進まず、解らないので楽しくない。

脳は、楽しくないと萎縮する事を体験しました。ワイン名どころか、本当に日常会話の中での固有名詞すら出てきにくい事態になったのです。

 

そんな中で【歌記憶術】に出会いました。まさに、一筋の光・・・これだ!と直感しました。去年4月後半からメルマガを購読しましたが、最初に出会ったのがイタリアDOCGを網羅した、ちびまるこの歌。楽しくて大笑いしながら、繰り返し歌いました。今も大好きです。その後バックナンバーは全て取り寄せました。ボルドーの、鉄腕アトムの歌は懐かしくて、歌を聴くと自分が幼い頃の記憶まで蘇り、楽しくなって、萎縮した脳が若返った気がしました。

 

意味は解らなくても、繰り返し歌って、音に慣れることによって、教本を読んだ時の理解が早くなりました。だから飛躍的に勉強が捗りました。勉強方法としては教本の地図を拡大コピーし、産地やワイン名、ポイントを色鉛筆で書き込むなどの工夫もしました。また歌やポイントを単語帳に書き写し、常に携帯しました。通勤電車の中、家事をしながら、入浴中も、歯磨きしながらも・・・(笑)とにかく暗記あるのみ。

 

若い頃と違って、とにかく記憶力が落ちているので、覚えては忘れる繰り返し!

最後は頭でなく、根性の世界だったと思いますが、その甲斐あり、去年はなんとか1次試験合格しました。但し、2次では不合格。私は恥ずかしいほど、すべてに於いて初心者だったので、ワインの神様が『もう少し勉強しなさいね』と配慮されたのだと思いました。

 

今年はその記憶とモチベーションを保つため、二年連続メルマガを購読しました。

一人でカリキュラムを組むのはたいへんだけど、一ケ月に三回配信されるので、計画が立てやすい。メルマガをナビゲーターに、復習しながら楽しく勉強出来ました。

 

今年は既に一次試験合格の知識があったので、ワイン会などでは、前年より理解を持って試飲出来たため、とても良い勉強が出来ました。去年落ちた経験も私にはプラスです!

 

もちろん、呼称認定試験は、歌を歌うだけで、合格出来るほど易しくはないものです。でも、苦しい暗記物を楽しく覚え、さらに試験後も記憶を保ち続ける効果の高い【歌記憶術】は素晴らしいと思います。それに、スクールに行けない事情のある方などに、音声ファイルで【音=読み方】を提供して下さった新しい方法は、画期的で、あらゆる通信教育に不可欠な手段であると実感しました。

 

@     初心者A中高年B独学(経済難) と言う、三重苦の環境で、合格出来たのは、歌記憶術との出会いのおかげです。

【辛い経験があったからこそ、頑張れた!そして、こんな素敵な資格が取れた→感謝しよう♪】というストーリーを、実現させる事が出来ました。今は達成感に浸っています。

 

多くの友人や家族も喜んでくれて、こんなに素敵なワインの世界のスタート地点に立たせて頂けた、今は感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ初心者の域は出ていないので、これからも勉強を続けながら、一人でも多くの方にワインの楽しさを、伝え仲間を増やしたいと考えています。最後にもう一度J様&湯吉様に感謝です!ありがとうございました。

 

 

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