受験体験記

 

 

2006年度ソムリエに合格した「Pin」さんの受験体験記です。

 

○昨年12月

ソムリエになりたい!と決意したのは昨年の12月初め。

その時、私のワインに関する言葉で知っていたのは

「カベルネ・ソーヴィニヨン」「メドック」「ボジョレー」「ヌーボー」「シャンパン」

 

極端に言えばこの程度でした。

周りにアドバイスをしてくれるような知人を持たず

ワインスクールが近くにあるというような環境ではありません。

 

独学で何とかしようと、ある参考書を買ったのですが、読んでいっても全く理解できず

 

何から手をつけていいのか途方にくれました。

勉強法のヒントが落ちていないかとインターネットで色々調べているうちに

今年の1月中旬、こちらのメルマガに出会いました。

幸運にも試験対策講座が始まったばかりだったので

藁をもつかむ思いで申し込みました。

 

○1月〜7月

定期的にメルマガが届くので、自ら勉強計画を立てなくて済みました。

夏休みの宿題を31日に泣きながらやっていたタイプの私には、とても良いシステムです。

しかしメルマガの内容が、受験講座と例題を解いていくだけだったとしたら

スケジュール通りに順調に暗記していくことは出来なかったでしょう。

 

記憶を確かなものにし、整理して頭に入れてくれたのは

こちらのメルマガの大きな特徴である「歌記憶術」です。

 

勉強時間は仕事がある日で平均2時間、週1回の休日で4時間。

しかし、試験勉強というものを最後にしてから、干支が一周以上してしまったので

長い時間集中して机に向かうことが出来ず、じっくり出来ていた訳ではありません。

 

足りない勉強時間を補うため、「歌記憶術」の曲をポータブルmp3プレーヤーに入れ

絶えず持ち歩き、ちょっとでも時間があれば聴いていました。

通勤時間、買い物をしている時、食事をしている時、掃除をしている時・・・・

聴き慣れてきたら、お風呂や車の中などで声に出して歌いました。

この調子でなんとかスケジュール通り、7月まで続けることが出来ました。

 

○8月

8月に入ると、過去5年間の問題、購入した練習問題集を中心に勉強をしました。

始めは問題慣れしていなかったので、全然解けなかったのですが

慣れてくると、自然に答えが頭に浮かんでくるのです。しかもメロディにのって!

思い出す時間もかなり早い!「歌記憶術」の効果をはっきり認識しました。

 

○一次試験(8月27日)

今年から基本講習会の後に一次試験があり

長い講習会で、試験開始の頃には集中力が落ちていました。

また、100問を70分で解かなくてはならないので

ゆっくり1問1問考える時間はありません。

しかし、「歌記憶術」のおかげで

集中力を欠いた頭で、時間がなくても、自然と答えが浮かびました。

 

○9月〜二次試験前日

一次試験合否発表までの1週間はなかなか勉強する気になれず

「歌記憶術」を歌っているだけでした。

 

合格とわかってからは、テイスティングと実技試験を中心に勉強しました。

テイスティング対策は、ネット酒屋さんで「ソムリエ試験対策ワインセット」を購入。

 

品種を限定し、それに対するコメントを覚えました。

実技試験対策は、日本ソムリエ協会から送ってきたDVDに入っている

デキャンティングのチャプターを何回も観て

毎日一回は真似をするトレーニングをしました。

 

○二次試験(10月2日)

口頭質問はやはり「歌記憶術」のおかげで問題なく出来ました。

テイスティングは勉強不足であまりいい結果ではありませんでした。

実技試験では、毎日トレーニングしていたおかげで

緊張していたにもかかわらず、スムーズにこなせました。

 

○試験を振り返って

今振り返ってみると、絶えず「歌記憶術」を聴き、歌っていたことが

合格に繋がったと思います。

試験に合格するということだけを考えれば、

二次試験対策は、一次試験合否発表後でも十分に間に合うと思います。

ですから、一次試験まではとにかく暗記することが大事です。

 

今年から試験制度が大きく変わりました。

7月に大まかな出題範囲が発表されましたが

去年までの様にヤマをかけることが出来ません。

膨大な試験範囲を効率よく、整理して、時間を有効活用して、忘れにくく記憶する。

そのためには「歌記憶術」はとても役に立ちます。

 

私にようにワインに関する単語を5つしか知らなかった者でも

「歌記憶術」を活用することによって、

10ヶ月で黄金に光るソムリエバッチを手に入れることが出来ました!

ただ、合格してみて始めてわかったのですが

ソムリエの資格を取るということが「ゴール」ではなく

「スタート地点に立った」ということです。

広大なワインの海を航海する道しるべとして

今後も「歌記憶術」を活用していこうと思っています。

 

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