ソムリエ試験とは

 

 

試験について

試験は、ソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパートの3資格共、一次試験と二次試験があり、一次合格者のみ二次にすすみます。

一次試験の内容は、筆記試験(選択問題)となります。時間は60分間で、全国同時刻に一斉に試験開始します。
例年80問程度、100点満点で、合格点の目安は、70点と言われています。
(本年度は試験時間が60分間と例年より20分短縮されていますので、問題数は減少すると思われます。)

二次試験の内容は、ワインアドバイザー、ワインエキスパートは、15問の口頭試問とスティル・ワイン3種、オード・ヴィー1種のデギュスタシオンです。(過去の実績からで、内容の変更の可能性もあります。)
ソムリエは、前述の口頭試問とデギュスタシオンに加え、デカンタージュの実技があります。
ワインアドバイザーとワインエキスパートは同一日に実施されますが、ソムリエは例年アドバイザー、エキスパートの後、10日後くらいに実施されます。

15問の口頭試問は、予め録音されたテープが2度流され、回答をマークシートに記載します。例年5択問題で、近年は、3資格個別の問題が出題されています。
ソムリエは実施日が違いますが、WA,WEと傾向の似た問題が出題されます。

デギュスタシオンは、3種類のスティル・ワインをブラインド・テイスティングし、コメント、品種、アペラシオン、料理との相性などを選択します。
オード・ヴィー1種類は、リキュールやスピリッツなどが供され、原料やアルコール度数を選択肢より選ぶ問題です。
口頭試問の合格点目安は、10問程度と言われていますが、8問でも合格した方がいらっしゃいます。デギュスタシオンは最低1種類は、品種を正解しないと足きり(失格)があると言われていましたが、近年はコメント重視となり足切りは実施されていません。

一次試験免除制度について

「平成18年度以前の受験者および有資格者」
◎平成17年度一次試験のみ合格者
 平成17年度一次試験を合格され、二次試験で不合格となった場合、平成18年度に限り受験資格の如何に係らず一次試験が免除されます。
◎平成18年度以前の有資格者
 平成17年度までに既にソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパートの資格をお持ちの方で、平成18年度以降別呼称を受験される場合、何度でも一次試験が免除されます。

「平成18年度以降の受験者および有資格者」
◎一次試験合格者
 前年と同一呼称を受験される場合のみ翌年に限り一次試験が免除されます。
◎有資格者
 平成18年度以降に有資格者となり、平成19年度以降に別呼称を受験される場合、一次試験免除の対象とならず、一次試験より受験する必要があります。

 

 

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